みなさんこんにちは。ぱぱさくです。今回は表題通り、オリジナルはんこを作ります。はんこなんて小学生の時の芋版はんこを作ったきりですが、大判のオリジナルデザインのはんこが欲しくなり、業者に作製してもらおうかと思ったのですが、これが思いのほか高く、業者への作製依頼は断念しました。。。
う~ん、やっぱり自分で作るしかないですよね。ってなわけで、今回はオリジナルはんこ、大判でも対応できる作り方をご紹介します。
ショップを運営している方など、ご自分のショップデザインのオリジナルはんこの製作などにお役立て頂けますと幸いです。
なお、自作が難しい方は下記の安心の10年保障!印鑑・スタンプ専門店 はんこdeハンコさんにオーダーするのも一つの手段です。
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オリジナルはんこを作製する手段
業者に依頼する
私ははじめにこれを考えました。いちばん多いパターンとしては、業者のテンプレートをベースに自体やサイズを決める方法です。
オリジナルデザインのデータを送れば、そのままスタンプに反映できるサービスもありますが、サタンプのサイズは価格に反映されるため、大きめのスタンプを作製する際はそこそこのお値段になってしまします。
ご参考までに楽天にあるスタンプ屋さんの価格は2×5cmで1000円、2×10cmで2000円、10×10cmで10000円なので、やっぱり大きなはんこを作るには高くなりますね。
100均のハンコを利用する
100均のスタンプもアルファベットの組み合わせは自由自在に選べます。ゴム製のアルファベットをアクリル板に貼り付けて、オリジナルハンコとして使用するタイプと、アルファベットを一文字一文字、スタンプするタイプがあります。
アクリル板に貼り付けるタイプは、文字とアクリル板がそれぞれ100円で、重複するアルファベットがある場合は文字セットを2枚買う必要がります。100円の割にはクオリティーはまあまあ高いと思います。
1文字1文字スタンプするタイプは1回のスタンプで全ての文字をスタンプすることはできませんが、1セットあればどんな文字列もスタンピングできますので、数字のセットも含め各1セット持っていると便利です。
スタンプメーカー「ポムリエ」の利用
カシオから販売されているスタンプメーカー「ポムリエ」はパソコン用のアプリを使うことが出来るので、写真やオリジナルのイラストを使って完全にオリジナルのはんこを作製することができます。
1つのはんこで複数のインクを使用することができるので色鮮やかなハンコを製作できるのが一番の特徴です。詳しくは下記楽天のサイトをご参照ください。https://item.rakuten.co.jp/okonomi432/ponx7r6eazhl0bdi/
消しゴムはんこで製作する
消しゴムはんこは手作りはんこの中でも定番ですし、100均でも専用の消しゴムがラインナップされていますので、安価に手軽に製作でき、人気があります。
詳しくは下記サイトにて紹介しておりますが、はんこのサイズが消しゴムのサイズに依存してしまいますので、小さめのはんこを製作するには向いています。https://craftie.jp/style/article/23037
ゴム版はんこを製作する
ゴム版はんこは「ゴム版画用」の板を使ってはんこを製作する方法になり、消しゴムはんことは異なり、シャープな線と版画なような独特なかすれ具合が特徴のはんこになり、詳しくは下記サイトでご紹介しておりますので、ご残照下さいませ。https://kinarino.jp/cat6-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB/8919-%E6%B6%88%E3%81%97%E3%82%B4%E3%83%A0%E3%82%88%E3%82%8A%E3%82%82%E7%B0%A1%E5%8D%98%E3%83%BB%E7%B4%A0%E6%95%B5%E3%81%AB%E4%BD%9C%E3%82%8C%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%86%EF%BC%9F%EF%BC%81%E3%80%8C%E3%82%B4%E3%83%A0%E7%89%88%E3%81%AF%E3%82%93%E3%81%93%E3%80%8D%E3%81%AE%E9%AD%85%E5%8A%9B%E2%99%AA
ゴムシートはんこを製作する
今回はこちらをご紹介します。はんこの大きさはゴムシートの大きさに依存するため、かなり大判のはんこを製作することができます。大判はんこを製作する方にはオススメです。
また、上記のゴム版はんこと似ていますが、ゴム版の場合は、スタンプしない部分は剥がす必要があるのに対し、ゴムシートはんこはスタンプする部分だけをくり抜くので、剥がす作業が不要で簡単に製作することができます。
準備するもの
メインのゴムシートは大体のホームセンターでは取り扱っているもので、大きさなご自身の作りたいはんこサイズの2倍の面積のものを購入すればOKです。2倍面積が必要な理由としては、くり抜くデザインの部分と貼り付けるベース分の二つが必要になるためです。私は10×15cmのサイズのはんこを製作したかったので20×20cmのゴムシートを選びました。
ゴムシートの厚みは厚い方が、上手くスタンプできるのですが、くり抜くのが大変なので1mm程度がおすすめです。
デザインのベースとなる下版はくり抜きのベースに使う反転版とベース板に貼り付ける際の整列に使う正転版の二つを用意しましょう。
- ゴムシート(厚みは1mmがおすすめです)
- ゴム用接着剤
- アートナイフ(カッターナイフはNG)
- はんこの台座となる木材(私は端材の18mm集成材)
- 両面テープ
- 糊
- 下版(正転、反転)
ゴムシートはんこの作り方
下版に両面テープを貼る
くり抜くゴムシートに貼るため、下版(反転)に両面テープを貼り付けます。
下版をゴムシートに貼り付ける
文字やイラストをアートナイフでくり抜く
ひたすら文字をくり抜く抜いていきます。文字の輪郭よりも、文字の内側の部分を先にくり抜くと作業しやすいです。また、丸い部分はナイフよりもシート側をクルクルと回して作業すると綺麗にくり抜けます。
文字の内側よりも輪郭を先にくり抜いてしまうと、元のシートから外れた状態でくり抜かないといけませんので、作業性が悪くなりますよ。
下版(正転)にくり抜いたゴムシートを糊で貼り付ける
下版(正転)にくり抜いたゴムシートを糊で貼り付けて、文字やイラストの位置を確定します。
接着剤をくり抜いたゴムシートに塗りつける
接着剤の塗付は一気に全て塗るのではなく、いくつかのセクションに分けて塗るのが良いです。
ゴムシートに接着面を圧着し、接着します
ゴムシートの余分な部分をカットする
ゴムシートの不要な部分はスタンピングの際に汚れる原因となりますのでできる限り削除しておきます。
ゴムシートの裏に接着剤を塗布する
ゴムシートを土台に接着し、完成
接着剤を塗布したゴムシートを土台となる木材に接着します。
試し押し
出来上がったはんこにインクをつけて、試しにダンボールに押してみました。少しかすれてはいますが、イメージ通りでき、OKです。
なお、大型のはんこの場合、適したスタンプ台は数少ないのですが、シャチハタの大型スタンプ台は7.5×15cmまでは対応できますので、大型はんこはこちらのスタンプ台がオススメです。値段は1980円と少しお高めですが、インクの色がハッキリしていて、濃淡の強いはんこが押せます。
失敗した場所
今回は大きな文字と、小さい文字、イラストの3つを一つのはんこに収めましたが、小さな文字は作業しにくく、特に最初にデザインした小さいな文字は細めのシルエットにしていたので、文字の内側部分(0の中側)がくり抜けず失敗しました。
再度文字の太さを太くして再チャレンジしましたら、問題なくくり抜けました。
小さな文字は太めのシルエットにするのが良いです。
はんこの作り方まとめ
今回はゴムシートを使ったはんこの作り方をご紹介しました。ご自身で作る自信のない方は業者にオーダーするのもありですが、ご自分で作ると、色んなデザインを試すことができますので、はんこのデザインの範囲も広がり、夢広がります☆
今回のように大きなサイズのはんこでも作る時間は3時間程度で出来ましたので、もう少し小さいサイズや、作る回数を重ねれば、結構短時間で作ることが出来ると思います。
是非一度はご自身で作ってみてはんこの面白さを知っていただけましたら幸いです☆
自作が難しい場合は??
どうしても自作は苦手な方や、自作の時間がない方は安心の10年保障!印鑑・スタンプ専門店 はんこdeハンコにオーダーするのもよいです。
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