皆さんこんちは、ぱぱさくです。今回もこれまでに続き、おままごとキッチンのパーツの手作り製作について解説いたします。今回は前回解説いたしました天板に接続するシンクの製作です。
シンクの製作方法は単純ですが、天板の寸法に合った設計が重要ですので、図面通りに製作頂きますと間違いなく上手く製作できます。
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図面
シンク自体の大きさは216×226mmになり、このサイズのシンクを天板のまな板部分の下部に取り付けると綺麗に収まります。図面通りに設計すればバッチリできます!
シンク側面図面2の●部分はビスを打ち込む位置になります。片面で8箇所、両面で16箇所ビス打ちします。
天板下にシンクを設置する図面になります。まな板部分の下にシンクユニットを接続します。接続はダボで接続しますが、詳しくは製作方法で説明しますね。
資材
- SFP材1×4(6F1本)
- 3.8×41mmコースッド16本
工具
- 丸鋸
- 電動ドリルドライバー(インパクトドライバー)
- ダボ錐(φ8mm)
製作方法
資材のカット
SFP(1×4)材を下記の寸法に丸鋸でカットします。丸鋸が無い場合は、ホームセンターのカットサービスでカットしてもOKです。
- 180mm 4本
- 216mm 2本
ビス穴の加工
ビスを打ち込むためのビス穴を加工します。表からは見えない位置なのでビス穴の加工はなくても良いですが、ビス穴を加工したほうが、ビスを打ち込む位置がわかりやすくなります。
下写真の矢印の位置に墨つけを行い、8mmのダボ錐で穴を加工します。
資材の固定
シンクの形状は直角を基本としますし、シンクの上に蓋(まな板)を乗せますのでシンクの水平も確保しないといけません。このため、シンクの資材はしっかりと固定した状態でビスを打ち込むことがポイントになります。
私はワークベンチとL型クランプを併用して固定することで垂直を担保していますよ。
この固定が上手くできればシンクの製作は完璧に仕上がりますよ♪
ビスの打ち込み
資材がバッチリ固定されましたら所定の位置にビスを打ち込んでいきます。片側が完成しましたら、反対側も同じように打ち込んでいきましょう。
シンクパーツの完成
これでシンクパーツの完成です。後はこれを天板に接続します。
天板への接続
仕上がったシンク部分の180mm板の上面の4箇所にダボ錐でダボ穴を加工します。このダボ穴にダボマーカーをセットします。
マーカーを使って天板にマーキングします。天板とシンクの位置関係は⇒部分の蓋を載せる面が1cmづつ出るようにシンクをセットしてマーキングします。マーキングできた位置は右図の↑4箇所になります。
天板のマーキング位置にダボ穴を加工し、ダボ穴8箇所の穴に少量の木工用ボンドを注入し、シンク部分の4箇所にダボを差し込みます。
シンク部分のダボと天板のダボ穴を接続し、固定すれば完成です。固定はワークベンチ等を使用して20~30分程度固定すればOKです。しっかり固定しないとシンクと天板の間に隙間が生じますので固定作業は必ず行ってくださいね。
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