みんさんこんにちは。ぱぱさくです。DIY楽しんでおりますでしょうか??私は一日中DIYのことばかり考えております♪DIYは私の生きがいです♥仕事で貶されても、家庭で邪魔者扱いされてもDIYは裏切りません!ちなみに私のDIY活動は下記の工房にて没頭しておりますので、工房が気になる方はご参照くださいませ。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は男の中の男のロマン!!!、電動工具トリマーのトリマービットのメーカーや価格差による違いをご紹介させていただきます。一口にトリマービットといえども、1000円以下で購入できる中華製のものから5000円以上する一流メーカーのものまで、価格も様々です。
一般的なDIYには価格面で購入しやすい中華製がオススメですが、一流メーカー品の性能も気になりますよね。果たしてその価格に見合った価値はあるのか??おすすめメーカーは?
本コンテンツでは、そんな疑問にもお答えしたく、中華製と一流メーカー「マキタ」の使用感の違いについてご紹介いたしますので、これからトリマービットの購入を検討しているDIYお父さんの参考になりますと幸いです。
Table of Contents
トリマービットについて
トリマービットの種類
トリマービットはその名のとおり、トリマーに接続するパーツの一種でビットと呼ばれる先端部の形状により、「面取り」、「切り取り」、「接合」、「切溝」、「深堀」などの用途が可能になる、用途を決める重要なパーツになります。詳しい用途については下記の「ビルディマガジン」さまのコンテンツでもご紹介されておりますので私のコンテンツでは割愛させていただきます。
トリマービットセット
上記のように用途別にビットの種類も多いので、初めはある程度のセットを取り揃えて、バリエーションを整えておくのが良いかもしれません。ビットの種類によってトリマーが多様性に富んだ工具に変わりますので♪
中華製
ちなみに私は中華製の36ビットセットをまず最初に購入し、必要に応じてその中から選択して使用しております。中華製のメリットは何といっても価格が安いこと!!
先ずは中華製ビットで多彩なバリエーションの中からお気に入りのビットを探し出し、使用頻度の高いものはメーカー品を購入しても良いかもしれませんね。
ちなみに下記の35本セットはお値段9000円程度になります。中華製のビットはインチ規格のものがほとんどですが、下記のビットセットは数少ないミリ規格のものになりますので、ミリ規格品を使いたい方はオススメのセットになります。
Bosch製
メーカー品でのビットセットはあまり見かけませんが、Boschからはセットでの販売が有り、安心と信頼のメーカー品のビットセットを選びたい方はこちらも良いです。お値段は15本セットで17800円(参考価格)となります。
セット内容1:ストレートビット8×20,10×30,16×30、ボウズ面R3,R6、角面25度,45度、V溝16mmx60度
セット内容2:さじ面29mmx12mm、ギンナン面27mmx12mm、フラッシュトリム13×25、フラッシュパターントリム16x横溝32mmx4mm,32mmx12mm、アリ溝13mmx13mm
シャンク外径:6mm
トリマービットの軸規格
トリマービットには軸の規格が有りますので、購入の際には注意が必要です。軸の規格には「ミリ規格」と「インチ規格」の二つがあり、日本製か海外製かで規格が分かれてきます。
- 日本製のトリマー:ミリ規格のトリマービットが適合し、軸径は6mm
- 海外製トリマー:インチ規格のトリマービットが適合し、軸径は1/4インチ
トリマービットの軸規格の互換性
上記のようにトリマービットの軸規格にはミリ規格とインチ規格があり、それぞれの規格で直接の互換性はありませんが、「コレット」や「スリーブ」を交換するだけで簡単に互換性を持たせることができます。
特に中華製のトリマービットは安価ではありますがインチ規格のもが多いです。なお、ビットは消耗品でなので「コレット」や「スリーブ」の交換により、インチ規格のトリマービットと互換性を持たせることで、6mmビットと用途で使い分けしながら、使うことで、長持ちさせる事が出来るようになりますよ。
下記に互換性を持たせるための「コレット」や「スリーブ」を紹介しますのでご参照ください
リョービ
商品名 | 適合機種 | 参考価格 |
コレットチャック 6075857 | MTR-41、MTR-42、TRE-60V、TRE-40、TRE-55、TR-51 | 788円 |
マキタ
商品名 | 適合機種 | 参考価格 |
コレットコーン 763608-8 | 3701・3707F・3707FC・3709・M371 | 757円 |
ハイコーキ
商品名 | 適合機種 | 参考価格 |
コレットコーン960114 | M6、M6SB | 812円 |
Bosch
商品名 | 適合機種 | 参考価格 |
コレットナットセット 2610008122 | PMR500 | 785円 |
トリマーテーブルの活用
トリマー加工にはトリマーテーブルの活用は不可欠であるといっても過言ではありません!トリマーテーブルの活用により
- 安定した加工が可能
- 加工精度の向上
- 安全性の向上
- 集塵機能の向上
- 生産性の向上(短時間での大量加工)
が可能になりますので、テーブルはぜひ活用ください。市販品もありますが、簡単に自作することも可能ですので、もし自作を試みる方は、下記コンテンツに自作方法を詳しく解説しておりますのでご参照くださいませ。
DIYお父さんのための簡単な”トリマーテーブル”製作~図面付きで詳しく解説
既製品では小型で軽量な下記タイプもありますのでご参照くださいね。こちらはダストポートも備え、既存の作業台に設置するタイプになりますので置き場所を選ばず、多彩な活用が可能です。
中華製と一流メーカー「マキタ」のトリマービット外観の違い
今回ご紹介するトリマービットメーカーは泣く子も黙るメーカー、、、そう、「マキタ」です!プロの職人さんでしたら工具は「マキタ」と決めている方も多いかと思いますが、私のような素人DIYお父さんには雲の上の存在です。
しかし、今回長年気になっていた「マキタ」のトリマービットを購入。私の場合6.3mmと9.3mmのビットを多用していたので先ずはこの二つを試してみることに。
下にこれまで使用していた中華製のビットとマキタのビットを並べてみました。マキタの9.0mmは「3分」、6.0mmは「2分」と言われるサイズですが、微妙なサイズ差はあるものの、マキタの方がローラーが小さく、肉厚も薄く、スリムな印象です。
ご参考までにマキタ製2分ビットは4100円、6分ビットは4400円になります。
中華製トリマービットとマキタ製トリマービットの仕上がりの違い
円形木材の加工
やっぱり、一番気になるのはこれですよね!仕上がりの違い!!実際に使用してみて比較してみました。トリマーを使うときは自作のトリマーテーブルを使って、加工しております。自作トリマーテーブルの製作方法につきましては図面付き解説で下記コンテンツに記載しておりますので是非ご参照くださいませ。
実際に比較のために加工した木材は円形の木材を使用しました。なぜ、この形で比較したかと言いますと、円形の木材は全周加工する際に、木目が順目と逆目の部分が出てくるため、逆目部分で間違いなくササクレや毛羽立ちが発生し、この逆目部分での比較を行えるからです。
焦げの発生の違い
中華製トリマービットとマキタ製トリマービットの仕上がりの違いが下記の写真になります。どうでしょうか??
ひと目で分かる違いは、「焦げ」です。そう、中華製トリマービットでは特に木目部分で焦げが発生していましたが、マキタ製トリマービットでは焦げが発生しません。
「ササクレ」、「毛羽立ちの」発生の違い
もう一つの違いは「ササクレ」や「毛羽立ち」の違いです。赤丸部分はトリマー加工上、逆目になる部分で中華製では「ササクレ」が発生していたのに対し、マキタ製では一切「ササクレ」が発生しませんでした。
「割れ」の発生しやすさの違い
下の写真は中華製トリマービットを使用した際に頻発するトラブルの一つ、割れです。マキタ製トリマービットの使用では今のところこの現象は一切発生していませんので、割れの発生防止にも有効になりそうです。
中華製トリマービットとマキタ製トリマービットの違いまとめ
これまで数年ほど中華製トリマービットを愛用してきましたが、今回マキタ製トリマービットに変更することで、トリマー加工に纏わる三大トラブルを解消できることが分かりました。
この3大トラブルは一度発生してしまうと、修復が難しいので、作品を商品として販売される方や、仕上がりを少しでも向上させたい方には大変高価ではありますが、マキタ製のトリマービットを使用することをオススメいたします。
ただし、マキタ製はお値段が中華製に比べ5~10倍程度しますので、先ずは中華製で一通りのビットを取り揃えてから、頻繁に使用する形状のビットについてはマキタ製を採用するのがオススメです。
マキタ製トリマービットの使用により①焦げ解消、②ササクレ解消、③割れ解消に繋がりますのでこれらにお悩みの方はぜひ採用してみてください!!
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