【ディーゼルの振動対策!!】ハイエースのアイドリング時縦振動問題解決~ディーゼルウェポンの効果は??~

ハイエース整備・カスタム
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今回はハイエースのディーゼルエンジンのお悩みでもあります、縦振動の改善方法を解説します。燃料添加剤ディーゼルウェポンを使った簡単な方法ですので、ぜひご参照くださいませ。

・走行距離が伸びてきたら縦振動が強くなった
・ディーラーで修理すると高額になる??
・安価に簡単に改善する方法は??

みなさんこんにちは~。ぱぱさくです。今回もハイエースに纏わるトピックのお届けです。

以前からお伝えしておりますように、私ことぱぱさくは16年間に渡り200系のハイエースに乗っているハイエースおじさんですが、ハイエースの場合、重量物の運送や、長距離のドライブが多くなるためディーゼルエンジンが便利ですよね。

燃費、トルクそしてトラックのような力強いエンジン音!ディーゼルエンジン最高です♥

しかし、このディーゼルエンジン、コモンレール式の特殊なエンジンでもあるため、問題も抱えております。

アイドリング時の縦振動です。

この問題に悩まされている、ハイエース大好きお父さんも多いと思いますので、安価に簡単に解消できるディーゼルウェポン使ったを方法をご紹介させていただきます。

また、私の経験上、給油するガソリンスタンドの影響も考えられれますので、その辺も考察しております。

アイドリング時の縦振動の発生について

ハイエースは車の特性からディーゼル車を選ぶ方も多いかと思いますが、ディーゼルエンジンは元々、アイドリング時の小刻みな特有な振動がありますが、購入から約7年ほど経った時にふとある時、異常な振動に気づきました。走行距離は丁度10万km。

あれ??アイドリング時にやけに縦振が強い。。。オートマなのでノッキングする訳もないのに、カクカク、カクカクと異常な縦振動。オイオイ、いくらディーゼル車でもこれはやりすぎでしょう~。

気のせいかとも思いましたが、一向に収まる気配はなく。信号で止まるたびに気になる。。

アイドリング時に少し、回転数を上げると治まるのですが、通常の回転数に戻すとま~た、カクカク、カクカク。。こりゃダメだ。

ディーラーの対応

う~ん、原因は全く解からないが、とにかくディーラーに聞いてみよう!!

近くのディーラーに直行すると、「インジェクションノズルが詰まっている可能性がありま~す」とのこと。インジェクションノズルが詰まることなんてあるのかと思いましたが、とにかく見積もり、見積もり。

インジェクションノズルは4本あるので1本5万円で合計20万円!!え~高じゃないですか。しかも、これを交換したから縦振動が完治する保証はないとのことで、ノズルの交換は、一旦保留に。。

ディーゼルウェポン

見つけました。ディーゼルウェポン☠。燃焼室内の洗浄剤で運送会社ではよく使われているようです。私がこれを発見した際は、基本的にはドラム缶での販売でしたが、割高ですが小分けも可能で、ドクロマーク付きのプラスチック容器に入った怪しげな洗浄剤でした。

今では写真のような缶に変わっています。

現在では楽天や、アマゾンでも取り扱っており、比較的簡単に入手できます。

価格も200mLで2000円程度安価です。これを見つけたきかっけは、ネットでディーゼルエンジンの洗浄剤を検索していたところたまたま見つけた次第です。

当時(10年前)はそれほど知られておりませんでしたが、今では2020年、2021年のみんカラパーツオブザイヤーの「ディーゼル添加剤部門」の年間大賞1位になっており、比較的メジャーな洗浄剤になっていそうです。

ただし、燃料への添加剤の配合はディーラーでは推奨しておりませんので、使用する際はあくまでも自己責任でお願いいたします。参考価格:1800円

ディーゼルウェポンの効果

  1. 洗浄作用:燃焼室、インジェクターの洗浄
  2. セタン価向上
  3. 燃焼促進作用:セタン価向上剤を配合しているため燃焼効率がアップ
  4. 出力向上:エンジン内部が洗浄されるため、トルク、馬力アップ
  5. 油性向上:潤滑性に乏しいディーゼル燃料の油性を向上させ潤滑性をアップ
  6. 錆止め
  7. 黒炎抑制

大きな作用としては1及び2になり、この作用にって2~7の効果が現れてくるといった感じです。

ディーゼルウェポンの使い方

使い方は簡単で、給油前に所定量を給油口から注入するだけです。以前のディーゼルウェポンは本体だけの販売でしたが、最近の販売では軽量器具や、シリンジも同時に購入できますので、軽量容器がない場合は必ずこちらも同時に購入しましょう。

注油量はクリーンアップ時は3000~5000kM毎に軽油50Lに対して30mL、キープクリーンの場合は給油ごとに軽油50Lに対して20mLとなります。

ディーゼルウェポン自体は油系の添加剤になり、手に付着するとベタベタしますので保護手袋等で作業するとよいですよ。

アイドリング時の縦振動改善効果

私の場合、クリーンアップ目的に注油し、下記ようなスタンスで使用してみました。

  • 使用回数  走行距離  アイドリング時縦振動の有無
  • 0      10万km    有り
  • 1      10万km   有り
  • 2      10.3万km   有り
  • 3      10.5万km   弱くなる
  • 4      10.7万km   弱い
  • 5      10.8万km   時々発生
  • 6      11万km    無し      1本使い切る
  •       12.5万km   再発
  • 7      12.5万km   有り
  • 8      12.6万km   無し
  •       20万km 無し

初回使用時はノズルの詰まりが酷かったのか、1回では解消せず、1本使い切る程度で完全に治りました。ただ、そこから1万km程度走行したところで再発し、再発した時点で再度使用することで解消しております。

再発後は現在の20万kmまでは一度も縦振動は発生しておりませんよ。確かに、本添加剤により、アイドリング時の縦振動は改善されますが再発の可能性があるので、定期的な使用が必要なのかもしれません。

給油するスタンドによって振動に違いは出るか??

また、私が感じたことは使用する、ガソリンスタンドの燃料も関係しているように思います。特に良くある「格安ガソリンスタンド」。相場よりも1~5円/L程度安く、お財布には大変ありがたいスタンドなのですが。。。縦振動が発生する前はしばらく、この「格安ガソリンスタンド」で給していた覚えがあります。

ディーゼルウェポンで改善した後も、「格安スタンド」で入れ続けた結果、縦振動が再発したようにも思えます。縦振動再発時に、「格安スタンド」を止め、エネオスで入れるようにしてからは一度も縦振動は発生していません。

一応軽油にもJIS規格があるため、品質上は問題ないとは思いますが、私が感じた限りでは「格安スタン」での給油も一原因ではないかと考えます。

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ハイエースの縦振動対策まとめ

今回ご紹介いたしましたディーゼルウェポンを使った振動対策では十分な効果が得られます。振動が酷い場合は数回に渡り、ディーゼルウェポンを燃料に添加する必要がありそうでしたので、振動の改善具合を見ながら、調整するとよいですね。

また、格安の粗悪燃料には注意が必要です。

本コンテンツが皆様のハイエースライフの一助になりますと幸いです☆彡

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