自分でできる! ヤマハ VOX オイル交換

ヤマハ VOX の外観 DIY活動
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みなさんこんにちは。ぱぱさくです。これまではずっと防音室の製作についてコンテンツを配信してきましたが、私の愛車ヤマハのVOXのメンテナンスについてもご紹介していきます。

今回は、自分でもできるヤマハVOXのオイル交換方法について紹介させていただきます。

皆さまのヤマハVOXのメンテナンスの一つの参考にいただければと思います。

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オイル交換??本当に必要か?

原付でも一昔前の2サイクルエンジンでしたら、エンジンオイルをオイルタンクに注入するだけで済みましたが、最近の原付は4サイクルエンジンのため定期的なオイル交換が必要です。

4サイクルエンジンの場合はオイルをエンジン内に溜め、エンジンが回り始めた時にエンジン内にオイルが循環し、潤滑、冷却、防錆などの役割を果たします。

2サイクルエンジンの場合は、燃料にオイルを混合して燃料と一緒にエンジン室内に噴射します。このため、エンジンオイルの交換は不要でした。

オイル交換をしないとやがてエンジン内に汚れや、金属粉が貯まり、やがてエンジンは動かなくなります。←車ではこれをやってしまう人は結構見かけました。最後はエンジンがカタカタ音が鳴ります。

また、オイルは経時的に酸化され、劣化していきますし、オイル量も減ったりしますので定期的な交換が必要になります。

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エンジンオイルの交換時期

オイル交換時期はメーカー推奨の交換時期があり、走行距離3000kmや1年毎となっています。ただ、これはあくまでも定期点検を実施ているのが前提です。定期点検では汚れていれば交換、減っていれば補充。これを行うのが前提です。

実際には定期点検を行っている方は少ないと思いますので、3~6ヶ月若しくは1000~2000kmでの交換が理想です。

バイク屋さんでも交換できますが、工具の取り扱いに慣れていて、交換手順を知っていれば素人でも簡単に作業できますので、愛車精神を育むためにもDIYでチャレンジしちゃいましょ~♪

では、早速交換方法を見ていきましょう。

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オイル交換で使用するもの

  • エンジンオイル(私はいつも安い汎用オイル castrol Go! 10W-30)
  • BOXレンチ12mm、19mm
  • ウエス
  • パーツクリーナー
  • 排オイル処理箱
排オイル処理箱、パーツクリーナー、トルクレンチ、レンチソケット12mm、19mm、オイル、ウエス
準備するもの

オイル交換手順

  • エンジン暖気(5分程度)
  • ドレインプラグ12mm取り外し
  • オイルドレイン
  • オイルフィルタープラグ19mm取り外し
  • ドレインカップの清掃
  • オイルフィルターの清掃
  • ドレインプラグ12mmの取り付け
  • オイルフィルタープラグ19mmの取り付け
  • オイルの注入、オイル量チェック

エンジン暖気

エンジンが冷えているとオイルが硬く排出しにくいため、少し暖気してオイルを温めてあげましょう。

ドレインプラグの取り外し

  • ドレインプラグを12mmのレンチで取り外しましょう。BOXレンチが良いです。
  • 12mmプラグを外した直後にオイルが流出してきますので、プラグの下には予め排オイル入れを用意しましょう。
  • ホームセンターで排オイル用の吸着剤入りの処理箱が販売されていますので、これを使うとそのまま、可燃物として廃棄できます。
  • プラグはレンチから外れやすいので処理箱等に落とさないよう注意しましょう。
ドレインプラグ及びオイルフィルタープラグの画像
プラグの画像

オイルドレイン

  • オイルドレインプラグを外したら直ぐにオイルが流出します。
  • オイルは熱いので注意しましょう。
  • 私の場合、半年ぶりの交換ですが、結構オイルが酸化されて茶色く変色していました。
オイルドレインの様子
オイルドレイン

オイルフィルタープラグの取り外し

  • フィルタープラグは19mmのボックスレンチを使用しましょう。
  • メガネレンチ、モンキー、スパナは形状的に使用できませんでした。
  • フィルタープラグの取り外し作業はオイルドレイン後に行いましょう。
  • フィルタープラグを外す際は、オイルドレイン後でもフィルタープラグに溜まったオイルが流出しますので、排オイル用の容器をプラグ下に用意しておくと良いです。
  • フィルタープラグはスプリングでテンションが掛かっていますので、取り外す際はスプリングの反動に注意してください。

オイルフィルターの清掃

  • オイルフィルターはウエスで汚れを拭き取ったあとに、パーツクリーナーで清掃してください。
オイルフィルターの清掃
オイルフィルターの清掃

オイルドレインカップの清掃

  • ドレインカップには金属粉などの汚れが溜まります。
  • カップの汚れをウエスで除去したあとにパーツクリーナーで清掃します。
ドレインカップに溜まった
ドレインカップのに溜まった汚れ

プラグの取り付け

  • ドレインプラグは23Nで締め付けます。プラグが小さいので締めすぎによる破損に注意。
  • フィルタープラグは①フィルター、②スプリング、③プラグ をセットにして装着します。
  • 装着の際はスプリングの影響で装着しにくいですが、無理に装着しないよう注意が必要です。斜めに装着しますとプラグのネジ山が破損します。
  • フィルタープラグのメーカー参照締め付けトルクは32Nになります。
フィルター、スプリング、プラグの装着画像
フィルタープラグの装着
フィルタープラグの締めつけ画像
トルクレンチ、ソケット、プラグ
フィルタープラグの締め付け

オイルの注入

  • オイルゲージを取り外します。
  • オイルを注入します。オイル量は780mLです。メモリのついたオイルジョッキを使うと便利です。(私はいつも目分量)
  • 600mL程度入れてからゲージでオイル量を確認しながら足していきます。
  • ゲージの中心付近にオイルが付着したらOKです。
オイル投入口
オイル投入口
オイルの注入作業
オイルの注入作業

オイルレベルの調整

  • 最後はオイルレベルの調整をします。
  • ウエスでゲージを拭き取って、ゲージをオイル投入口に差し込みます。
  • 1分ほどエンジンを掛けてオイルレベルを確認します。
  • オイルレベルの上下限の中心付近にレベルが来ているのがベストです。
  • オイルレベルがOKでしたら完了です。
オイルゲージの上下限
オイルゲージの上下限
オイルレベルの調整
オイルレベルの調整

オイル交換まとめ

ヤマハVOXのオイル交換は如何でしたでしょうか。手持ちの工具があり、交換手順を知っていれば意外と簡単ですよね。オイル交換の手順やオイル交換の意味を知ると、定期点検も自分で行うことができますので、ヤマハVOXにとっても長持ちする環境が整いますよね。

また、余談ですがエンジンオイルは上記にも記載したとおり、エンジン停止時はエンジン室内の下部に溜まっていますので、エンジンを回転させることでエンジン室内にオイルを循環させます。

このため、オイルが循環するまではエンジンを暖気させてから始動させた方が長持ちします。特に冬場の暖気は念入りに。

以上、ヤマハVOXのオイル交換でした。今後もヤマハVOXのメンテナンスや簡易なカスタムについても配信していきたいと思います。

最後までご試読ありがというございました。

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