【既製品不要】端材で十分!!木材をのこぎりで真っすぐに切る高精度な治具を製作します。

自作高精度のこぎりガイド DIY TOOL
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みなさん、こんにちは。ぱぱさくです。どうもです!みなさんのDIY活動は如何でしょうか。工作活動は楽しいですよね。夢広がります、ロマン広がります。生きがいです。

ところで、DIY活動にはのこぎりでの作業は不可欠ですが、手ノコで正確に垂直にカットするのは難しいですよね。これ、やってみるとよくわかりますが、至難の業です。。。100均でも木材をのこぎりでまっすぐに切るノコギリガイドが入手できますが、安定感がなかったり、市販のノコギリガイドは高価であったりして、なかなか対策が大変です。

100均のノコギリガイドは下記サイトでもご紹介しておりますのでご参照ください。

【100均】ダイソーのノコギリガイドの精度を検証【意外と凄かった】
ダイソーのノコギリガイドでもまっすぐ切れる?そう思っている方は必見!こちらの記事では、100均ダイソーのノコギリガイドの精度を検証しています。ポイントを押さえて使えばしっかり精度よくカットできるので、気になる方はチェックしてみてください。

そんなわけで今回は高精度なDIY活動には不可欠な木材をのこぎりで真っすぐに切る治具、のこぎりガイドの自作方法をご紹介いたします。更に、高価な資材は一切不要です!端材を使って1時間で十分に自作できます。

是非、本コンテンツを参照頂き、精度が高く、ますます楽しいDIYライフにお役立てくださいませ。

なお、こちらののこぎりガイドはオリジナルではありませんが、自分なりの製作時のポイントや注意点をお伝えするコンテンツとなります。

のこぎりガイド材料

  • 12mm合板(端材でOKです)
  • 20mm角材(これも適当な端材でOKです)
  • M6 50mmボルト
  • M6 22mmワッシャー2枚
  • 25mmコースレッド2本
  • 木工用ボンド
  • ニス(必須ではありませんが。。)

のこぎりガイド設計

私の愛用してるゼットソーのノコギリは長さが17cmあるため、ある程度のストロークが出せるように奥行130mm、高さ75mmの設計としております。ガイドのサイズ感はお手元ののこぎりに合わせたサイズにカスタマイズいただければと思います。

2枚のガイドはM6のボルトで固定しますが、この際にガイドのクリアランスはワッシャーを一枚入れて確保します。

後ほどご説明いたしますがこのワッシャーの大きさが2枚のガイドのクリアランスを一定に保つポイントになります。

自作ノコギイリガイドのパーツ寸法
ノコギリガイドのパーツ寸法

ガイドと底板を直角に固定するため35mm×75mmの三角固定板で固定し、作業台にしっかり固定するため90mm程度の角材があるとよいです。

のこぎりガイド自作手順

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端材の寸法取り、カット

端材は12mm合板になります。以前に何かで使った端材でありまして、邪魔だから何度も捨てようかと思っていましたが、とっておいて良かったです♪

先ずは130×75mmを2枚、130×90mmを一枚、35×75mmを1枚寸法取りします。

自作のこぎりガイドの端材の寸法取り
端材の寸法取り
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ガイド固定板の製作

ガイドを底板に固定するための、固定版を三角形にカットします。固定板は大きさが小さいので、クランプなどで作業台などに固定してから、手ノコでカットします。

この際に固定板の直角部分で底板とガイド板の垂直を担保しますので、必ず垂直になっているか確認しましょう。垂直になっていなければ、、、手直し、手直し☆

自作のこぎりガイドの固定板の製作
固定板の製作
ガイドの固定板
ガイドの固定板
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ガイドに固定用ボルトの穴を開ける

2枚のガイドを水平に固定するために、M6ボルトを通す穴を開けます。穴の位置はガイドの下からのこぎりの歯が5mm程度出る場所に設定します。

自作のこぎりガイドのガイドへのボルトの穴あけ
ガイドへのボルトの穴あけ

ガイド板、固定板の取り付け

底板へのガイド板、固定は木工用ボンドで固定します。

自作のこぎりガイドのガイド板、固定版への固定
ガイド板、固定板の固定

固定時は、ガイド板が底板にしっかり直角になっているか、差金等で確認しましょう。ここの調整が真っ直ぐに切れる精度の要となります!

自作のこぎりガイドのガイド板の直角の確認
ガイド板の直角の確認

固定角材の取り付け

固定角材はガイド本体を作業台などに垂直に固定するために取り付けます。本体との直角をよく確認しながら、ビス2本で固定します。

ガイド板の張り合わせ

2枚のガイド板はボルトで貼り合わせますが、ガイド板の間にノコギリを挟むためのクリアランスを設ける必要があります。クリアランスを出すためにはガイドの間にワッシャーを1枚挟み込みます。

自作のこぎりガイドのガイド板へのワッシャの挟み込み
ガイド板へのワッシャーの挟み込み

このワッシャーについては色んなサイズがありますが、少し大きめのワッシャーを選んだほうが良いです。

小さいワッシャーではクリアランスが斜めになりましたので、ガイド板を水平を保つには大きめの方が、安定します。

自作のこぎりガイドのクリアランス用ワッシャーのサイズ
クリアランス用ワッシャーのサイズ

私の場合、16mmのワッシャーでは安定せず、22mmに交換したら綺麗なクリアランスを作ることができました。

自作のこぎりガイドのガイド板のクリアランスの違い
ガイド板のクリアランスの違い

ガイド板のクリアランスはお使いになるのこぎりの刃の厚みに合わせて調整ください。クリアランスが刃の厚みに対して広すぎると、木材を真っすぐにカットできません。

ワッシャーを使い、クリアランスが広くなり過ぎた場合は、ワッシャーの代わりに薄いアクリル板や、ペットボトルの容器をカットして挟み込むことでクリアランスを調整できますよ。

ニス塗装

最後にウレタンニスで塗装します。私の経験上ですが、合板は何故か、ほかの木材に比べカビが生えやすく、特に梅雨の時期はかなり高確率で発生しますのでニス塗装でカビや湿気に強くします。

自作のこぎりガイドのウレタンニス塗装

自作のこぎりガイド完成

完成後、角材をカットしてみましたが、バッチリ直角に切れていました。引っかかりもなくスムーズなストロークを描けます☆

自作のこぎりガイドの完成
完成

ノコギリガイド自作まとめ

今回は端材でノコギリガイドを自作してみましたが、製作ポイントさえ押さえておけば、既製品並みのかなり高精度なノコギリガイドを簡単に製作することが可能です。所要時間は1時間程度です。

製作上のポイントは下記になりますので今一度、ポイントをご確認の上、チャレンジしてみてください。重宝する治具になりますよ。

  • 固定板の直角は精度よく製作
  • ガイドクリアランスのワッシャーは大きめのものを
  • ガイドクリアランスの広さは使うのこぎりの刃の厚みに応じて調
  • 底板とガイドの張り合わせは差金等で確認しながら垂直に

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