割れたバンパーをDIYで綺麗に修理します!!愛車の傷はDIYでチャレンジ、DIYおとうさんの奮闘!

バンパーの割れた部分 ハイエース整備・カスタム
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バンパーのDIYでの修理方法を解説いたします。Holts社の「CountourFibre」を使うとこで初心者でも手順通り進めれば問題なく修理できますので、ぜひご参照ください。

バンパーはDIYで修理できるか??
初めてでもできるか?
安価に、早く修理したい

みなさんこんにちは。ぱぱさくです。どうもです。ヤッちゃいました。やってくれました。ウチの嫁が。。。

縁石に乗り上げて私の愛車のハイエースのバンパーにそこそこ目立つ穴を開けてくれました。私自身、自分の車をブツけたことがないので信じれらません!!

車がハイエースでキャブオーバータイプですので、真下が見えにくいこともありますが、大きな縁石がな~んで見えなかったか!ホントに不思議です(´・ω・`)

まあ、ぼやいても仕方ありませんので、何とか元通りに直さなければいけませんね。プロショップに修理に出せば済むことですが、時間も費用も掛かりますので、自分で綺麗に修理ちゃいましょう~。

そう、いつも通りDIYです。

今回はDIY修理ですが、比較的簡単に直せる方法をご紹介します。ちなみに私は今回がバンパーの修理は初めてです。

簡単に修理するポイントはHolts社の「CountourFibre」の使用です。

では実際の補修手順を見ていく前に修理費用について解説いたします♪

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バンパーの割れを修理する費用

5cm四方の小さなキズであれば1万円程度、15cm四方のキズだと2万円程度になります。

大きく擦ったなどの広範囲の傷の場合は3〜5万円程度、それ以上の費用がかかります。

また、フロントバンパーよりもリアバンパーの方が費用が高くなる傾向があります。

DIYで修理する場合、修理に必要な資材を揃えると1万円程度かかる場合が多いです

修理と交換を決める基準について

小キズであれば修理で済むことが大半ですが、バンパー全体や穴が空いてたり、割れた場合は交換した方が良い場合が多いです。

また、修理が可能でも交換したほうが安い場合もあるので、お店で相談してみましょう。

また、修理先は簡単な修理で済みそうな小さな傷やへこの場合は、修理期間が短くなることや、ディーラーや修理工場に比べ費用が安くなることなど、カー用品店やガソリンスタンドにお願いするのが良いです。

交換の場合

交換費用は車種次第ですが、5〜10万円程度が相場になります。

修理する箇所が多い場合や、キズの範囲が広い場合は交換のほうが安いこともあります。

なお、車体の小さな軽自動車の場合は交換でも比較適安いことがあります。

交換時の裏技は

ヤフオクでは事故車や廃車となった車のパーツなどが安価で販売されています。ここで同じバンパーがあれば簡単にキレイに修理可能になります。

参考までにアクアのバンパーは5,000円程度から入手可能です。格安の中古品を持込可能な修理工場などに持ち込んで交換すれば費用は抑えられます。

純正パーツの検討もするのであればディーラーもおすすめ

ディーラーは身近で安心感があり、仕上がりも満足することが多いですが、割高になってしまうのがデメリットです。

交換する場合も純正の新品交換になるので安心ですが、割高になります。

また、ディーラーは自社で板金塗装工場を持つことが難しく、下請けの工場に依頼することもあります。

整備士と直接話したい場合や費用を抑えたい場合は板金塗装工場に直接依頼したほうが良いでしょう。

カー用品店

カー用品店は全国各地にあり、気軽に相談しやすく、便利です。

また、ディーラーに比べると安価で修理してもらえることが多いので、依頼しやすいです。

しかし、店舗ごとの技術力にばらつきがあるので、修理を依頼する際は評判などをチェックするようにしましょう。

安心と信頼の【板金塗装工場】がおすすめ!

板金塗装を専門に行っているため技術力が高いです。

ディーラーの下請けを行っている工場もあるので、ディーラーに依頼するのと同等であると思います。

価格もディーラーに依頼した場合より安く抑えられますが全ての工場の技術力が高いわけではありませんので依頼する際は評判や実績を確認しましょう。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドでも修理を可能なところもあります。ガソリンスタンドの店員さんが板金塗装するわけでないのですが、併設の板金工場などでプロが作業します。

ガソリンを入れる際に、気軽に相談できるのですが、板金屋さんが併設されているスタンドはそれほど多くはないので、事前に確認するとよいです。

利点としては全てのガソリンスタンドに当てはまるわけではないですが、ガソリンスタンド提携ということもあり、ガソリンの割引券がもらえたりすることもありますし、オイルのサービス券や、洗車のサービス券をもらえることもあるでしょう。

修理費用の一例としては20cm以内の擦り傷は1万2000円程になります。

板金ショップ(カーコンビニクラブ)

全国に展開している板金ショップでも修理できます。カーコンビニ倶楽部のように、安さと早さを売りにしている板金屋さんもあるので、選択肢は多いです。

安さは、だいたい20~30%ほど安い値段になります。安さをとるなら、板金ショップに任せる方がいいですね。

ただ、板金ショップも腕の良し悪しがあるので、評判を事前に調べるなどした方が良いかもしれません。

国産車であれば、バンパーの修理は5㎝以内で1万2千円程度。輸入車では、バンパーの修理は5㎝以内で1万6千円程度となり少し値段が上がります。

車の傷・へこみの修理ならなら「楽天Carキズ修理」

バンパー修理を解説しましたがどうででしょうか?

傷やへこみの状態で修理業者を選定することによって、よりお得な修理が可能になるので、車の状態を見て修理業者を選びましょう。

小さな傷やヘこみの修理業者をお探しなら、楽天Carキズ修理が勧めですよ!

自宅近くの修理業者を一括で比較することができる上に、修理箇所の写真を送ることで、すぐに修理費用の見積もりを知らせてもらえます。

支払い金額に応じて楽天ポイントも最大5%(最大10,000ポイント)獲得できるので、お得です。

DIYでの修理

バンパーに限ったことではありませんが、ある程度DIY知識のある方でしたら、ぶつけた傷を補修する際に悩むのが「自分で治すか、それともプロに任せるか」というところですよね。

DIYで補修する際のメリットとしては費用を抑えられることや、補修の知識が身につくことが挙げられます。

逆にデメリットとしては、失敗するリスクがあることや仕上がりが自分の腕に左右されること、時間が拘束されることなどが挙げられます。

なるべく安く直したい!早く治したい。という方にはDIYがオススメです。

次の項目でそんなDIY派の方に簡単な補修手順を解説しますので是非参考にしてみてください!特に今回は修理の難易度の高い割れたバンパーの修理方法を解説いたします。

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DIYでの修理方法

準備するもの

  1. Contour Fibre(90g)
  2. クリアペイント
  3. プラサフスプレー
  4. FRP用プライマー
  5. カーペイント(No.1E7)
  6. 耐水サンドペーパー(♯400, 800,1200)
  7. マスキングテープ
バンパー補修で準備するもの
バンパー補修で準備するもの

使用する資材はほとんどがHoltsのものですので、下記サイトもご参照くださいませ。

補修はホルツ|武蔵ホルト株式会社
車のキズ補修でおなじみHoltsのサイト。各種カー補修用品の紹介やハウツー、ペイント商品検索機能も

1.ContourFibre

ContourFibreは修理部分の骨格となる補修材で、FRPの修理に最適な材料です。通常はグラスファイバーの上からクリアレジンを塗布して骨格を作っていきますが、こちらは最初からクリアレジンとグラスファイバーが一体化している素材で、グラスファイバーを別で用意する必要がなく、容易に作業できるのが大きなメリットです。

CountourFibreの特性は通常のクリアレジンと異なり、粘性が強いので垂れることがなく、取り扱いが容易で作業しやすいです。

修理部分が凹んでいる場合は凹みの深さ2cm程度まで、修理部分の幅が15cm程度までこちらの素材で対応できます。また、今回のように穴があいてしまった場合は5cmくらいまでは修理可能です。私の場合は10cm程度の穴が空いてしまいましたが問題なくこちらで修理可能でした。参考価格1055円

2.プラサフスプレー

車の塗装の構成は金属や樹脂の素材の上にプラサフが塗布され、その上に塗料が塗布されている構造になります。

プラサフの役目はボディー部と塗料の接着性を向上させる役割があります。参考価格933円

3.カーペイント

カーペイントは着色するための塗料です。車の色によって品番がありますのでこの品番を確認して購入しましょう。品番は車の取説や、エンジンルーム内のボディーに直接記載されています。

4.クリアペイント

メタリックやパールマイカ色の最終塗装時に用いるツヤ出し用スプレーになります。これを塗布することで車本来の色になります。参考価格749円

FRPプライマー

FRPプライマーはFRPと塗料の接着力を高めます。

今回は使用しませんでしたがぼかし剤も使用するとよりきれいに仕上がります。ぼかし剤は修理作業で塗装した部分と下の塗装部分を溶かして境目を目立たなくします。参考価格990円

修理手順

洗車、脱脂、ササクレ除去

先ずは、バンパーの割れた部分を綺麗に洗車し、パーツクリーナー等でしっかりと脱脂しましょう。脱脂後は割れた部分のササクレ等をカッターやハサミで綺麗に除去し、CountourFibreが綺麗に塗布できるよう下準備します。

下地研磨

次に割れた周辺を3cm程度、耐水サンドペーパーで研磨しましょう。この際は水を使わずにドライな状態で研磨します。サンドペーパーで研磨することでCountourFibreを塗布するバンパー部分に傷を付け、CountourFibreが接着しやすくします。

サンドペーパーは100番台のものを使用すると良いです。細すぎると傷がつきにくく、CountourFibreの接着性が悪くなります。

サンドペーパーでの研磨は少し傷を深くすると接着性が強くなります。

ContourFibreの接着

今回はバンパーの割れた部分に穴があいていますので、バンパーの裏からガムテープや養生テープで割れた部分を塞いで補強することで、CountourFibreが塗布しやすいようにします。

CountourFibreはパレットなどの上で付属の硬化剤と1:1の長さで混合し、パテを調製します。調整したパテは補強部分にヘラなどを用いて塗布展延していきます。

パテが修理部分位少し盛り上がるくらいに塗布すると良いです。

CountourFibreと硬化剤は混合直後に硬化が始まりますので、修理する部位ごとに調製すると良いです。

パテの混合
パテの混合

乾燥

パテが乾燥するまで20~30分自然乾燥させましょう。

パテの研磨

パテが固化し、乾燥したら耐水ペーパーで研磨していきます。修理部分を跡形なく綺麗に仕上げるにはこの工程が一番肝心です。ここをミスったら、綺麗には仕上がりません!!表面の仕上がりの凹凸はこの工程で仕上げない限りはやり直しはできないので納得がいくまで丁寧に研磨しましょう。

最初は100番台の耐水ペーパーで水をつけながら研磨します。続いて300番、600番、1000番と目を細かくしていき表面を仕上げていきます。

なお、電動のサンダーを使うと早く作業が進みますが、削りすぎてしまいますので、最初の荒削り工程以外は手動で研磨することをオススメしますね。

パテの研磨
パテの研磨

プラサフ(下塗り)の塗布

パテを綺麗に研磨しましたらカーペイントとバンパーの下地の接着力を高めるためにプラサフを塗布します。塗布の方法は下地が見えなくなるまでプラサフを10~15分間で3~5回に分けてスプレーします。

スプレー終了後は30分程度乾燥させましょう。

プラサフ、カーペイントのスプレー時はペイントヘルパーを使用すると液だれを防止でき、綺麗にスプレーできますよ☆参考価格680円

プラサフの研磨

プラサフ塗布後は1000番の耐水ペーパーで表面のザラつきがなくなるまで、水をつけながら研磨します。

プラサフの塗布、研磨
プラサフの塗布、研磨

カーペイントの塗布

いよいろ色つけですよね。カーペイントを塗布します。色は車種によって違いますので必ず品番を確認してくださいね。

ペイント前には缶をよく振って中身を混ぜましょう。スプレーの途中でも時々振りましょう。

スプレー時の塗装面との距離は15~30cmが良いです。スプレーのスピードは60cm/秒で、ササッと行います。10秒~20秒間隔で塗布します。

スプレーのポイントは一定の距離を保ちながら重ね塗りをしていくことです。重ねる大きさは1/3程度にします。

ペイントカラーのスプレー方法”Holtsホームページ”より引用
ペイントカラーのスプレー方法”Holtsホームページ”より引用

色が元のバンパー色と合ってきたらスプレーを終了し、10分程度乾燥させます。

ちなみに、このHoltsのスプレー塗料の性能は凄いです。まるでカメレオン!!元の塗装部分と修理部分との境目が全くわからないくらいに色が同化します。

私もそうでしたが、塗装で一番怖いのは元の塗装と修理箇所の塗装の段差が出来てしまい、素人が修理した感じが丸出しになってしまうことでしたが、今の塗料はそんなことありません。たかがスプレー缶ですがエアブラシで塗装するのと変わらないくらい綺麗になります。

クリアペイントの塗布

ソリッドカラーはこちらの工程は必要ありませんが、メタリックやパールマイカはクリアペイントをスプレーして艶を出し、塗装本来の発色を得ます。

クリアペイントのスプレーのポイントはカーペイントよりも広い範囲に薄く20cm程度の距離で15分間隔位で重ね塗りをします。

最初に1~2回は薄くスプレーし3回目から艶を出すように重ね塗りをします。距離が近すぎると液だれしたり、色むらの原因になりますので薄くスプレーすることを意識するとうまくいきました。

ぼかし剤の塗布

最後は元の塗装と修理した部分の塗装の段差を消すためのぼかし剤をスプレーします。ぼかし剤はスプレーダストを溶かしてなじませる仕組みですが、私はぼかし剤無しでも段差が全くわかりませんでしたので、こちらの工程は省略しました。

より、完成度を上げたい方は試してみてくださいませ。

完成

やっと完成です。作業自体はそれほど時間がかかりませんが、乾燥させる工程が多いので、待ち時間ができます。それでも1日あれば十分完成します。

どうでしょうか?修理した場所が全くわかりませんよね。欲を言えば、パテの研磨をもう少し念入りに行えば良かったかな、と思う部分もありますが、初めて修理した割にはうまくいったかと思います。

バンパーの修理完成後
バンパーの修理完成!!

プロショップに頼めば簡単に済みますが、ちょっとした傷でも結構な金額と時間が取られますので、自分で簡単に修理できるようになれば、時間とお金のロスが軽減でき、精神的にも楽になります☆

やっぱり、どうしてもバンパーはよくぶつけてしまいますので、自分で修理できれば気楽ですよね。

本コンテンツが少しでもみなさんのカーライフにお役立ていただければ幸いです。

最後までご試読ありがとうございました。

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