自作したトリマー用サークルカットジグを使ってみました~その性能は??~

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みんさんこんにちは、ぱぱさくです。前回はトリマーサークルカットジグの作製方法についてご紹介させていただきました。既製品もありますが、特別に資材を調達しなくても端材で簡単に作製できますのでぜひ参考にしてみてくださいね。詳しくは下記にて記載しております。

トリマー用サークルカットジグを安価に自作します~端材でも自作できるか??~
電動トリマー用のサークルカット用のジグの製作についてご紹介いたします。市販品もありますが端材で簡単に作れてしまいますので、ぜひ自作でチェレンジしてみませんか。DIYお父さんのご参考になれば幸いです☆彡

さて今回は、自作したトリマーサークルカットジグを用いて実際に作品を製作してみます。製作するものは①おままごとキッチン用の「IHコンロ」および、②クマさんの輪郭をデザインした扉になります。

では、早速それぞれの製作についてご紹介させていただきます!

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☑デザイン

おままごとキッチン用IHコンロ

これは私の工房で製作しておりますおままごとキッチン用のIHコンロになります。IHコンロのデザインは表現するのがすごく難しく、かなり悩みましたが、トリマーを使ったサークルの溝を板上にデザインすることで表現することにしました。

円形の形を作るだけでしたら自在錐でも可能ですが、溝の加工になるとトリマーで描かないと綺麗にデザインできません。

板のサイズは縦14cm、横26cm、厚さ19mm。4つのR状にデザインするためR:30mmで設計しました。サークルの大きさはそれぞれ直径10cmになります。素材はパイン材です。このデザインで上手く、IHコンロを表現できることを祈ります、ナムナム。

おままごとキッチン用IHコンロとクマさんをデザインした扉の設計図

クマさんをデザインした扉

こちらもおままごとキッチン用の扉のデザインになります。2種類の大きさのサークルを組み合わせてクマをイメージさせます。見方によっては、しまじろうにも見えますが。。。

耳の部分は直径4cmのサークルで、顔部分は直径12cmのサークルをデザインします。

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☑施工方法

おままごとキッチン用IHコンロ

  1. パイン集成材を14cm×26cmにカットする
  2. 4つの角をR状にカットする(R:30mm)
  3. サークルの中心部分に8mmφのホールを加工
  4. ホールに8mmφのドリルビットを差し込む
  5. トリマーに3.2mmストレートビットをセットする
  6. トリマーにジグを接続する
  7. ジグをドリルビットにセットする
  8. ジグを動かし、サークルの溝を加工する

先ずは、パイン集成材を所定の大きさにカットします。これは丸鋸で施工すればOKです。シルエットは出来るだけ丸みを帯びた形状にして、可愛らしいデザインにしたいので4つの角はR状に加工します。R加工はR:30mmの墨をつけた後にジグソーで施工します。

その後の施工に備え、コンパスでR:5cm円の墨付けを予め行っておきます。

パイン材のカット加工及び4角のR加工
パイン材のカット加工及び4角のR加工

サークルの中心部にジグのジグを固定するための8mmφのホールを電動ドリルで施工します。

8mmφホールの施工
8mmφホールの施工

製作したジグにトリマーをセットします。使用するトリマービットはあまり太くない方が良いので3.2mmのストレートビットを使用し、ビット先端は5mm出るようにセットしています。

ジグへのトリマーのセット
ジグへのトリマーのセット

トリマーをセットしたジグを軸に差し込み、トリマーのスイッチon!!ブイ~ン!!ジグを中心にゆっくりとジグを回転させることでサークルをデザインします。

トリマーサークルジグの使用方法
トリマーサークルジグの使用方法

グルッと一回転させればサークルデザインの完成です!綺麗にできましたね。完璧!!

おままごとキッチン用キャビネット

  1. キャビネットにサークルを墨つけ
  2. 小サークルを自在錐でカットする
  3. 大サークルの中心に8mmφのホールを加工する
  4. サークルの中心部分に8mmφのホールを加工
  5. ホールに8mmφのドリルビットを差し込む
  6. トリマーに3.2mmストレートビットをセットする
  7. トリマーにジグを接続する
  8. ジグをドリルビットにセットする
  9. ジグを動かし、サークルの溝を加工する

3~9はIHコンロの製作と同様ですので割愛させていただきます。先ずは、キャビネットにサークルの下書きを行い、クマの耳部分の小さい方のサークルは自在錐でカットします。こちらは半径2cmのサークルで小さいので、トリマーでの加工は難しく、自在錐で加工しますね。

mkく

クマの顔部分はトリマーサークルジグを使って輪郭を加工します。先ずは中心部分に8mmφのホールを加工し、ジグの軸を設置して、トリマーのスイッチオンです!

ゆっくりとジグを回転させ木材を円状にカットしていきます。

ジグによるクマの輪郭加工

そうそう、トリマーを使う際は木屑が大量に発生し、室内に飛び散りますので、必ず集塵機を接続しましょう。

トリマーへの集塵機接続
トリマーへの集塵機接続

トリマーを一周させれば完成です!輪郭部分が焦げておりますので、ヤスリで研磨してあげましょう。

クマの輪郭完成
熊の輪郭加工完成
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☑自作サークルカットジグの実践まとめ

今回、自作ジグの実践についてご紹介させていただきましたが如何でしょうか。端材の板一枚で十分に製作加工ですので市販のジグを利用しなくても対応できます!

一度作製してしまえば、いろんな用途に応用できますので、オススメです!ノギスを使ってトリマーの設置位置を調整すれば精度もかなり良いので、綺麗にサークルをデザインできます。

市販品を買う前に、是非自作でチャレンジしてみてください!!

最後までご試読ありがとうございました。

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