自分でできる自転車のブレーキ交換・調整

DIY活動
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みなさんこんにちは。ぱぱさくです。最近、自転車おじさんが続いていますね。自転車のメンテナンスにハマっているのでござんす。そんなわけで、今回も自転車関連のコンテンツをお送りいたします!

今回はVブレーキシューの交換です。簡単なようで簡単でないのが、このブレーキ交換です。ブレーキの交換自体は簡単そうですが、ちょとした交換のコツや、交換後の調整方法は知らないとかなり難しいです。

逆に知ってしまえば誰でもできる作業ですので、本コンテンツで交換方法を習得頂き、是非DIYで交換にチャレンジいただければと思います。

ブレーキ交換の時期

ブレーキの交換時期はブレーキシューの溝の残りが1mm程度になった場合と言われております。目安となる距離は乗り方にもよるので一概には言えませんが、私の経験上5000km程度であると感じています。

因みに1万km走行した際は、ブレーキシュー内の金属が露出してしまい、リムを傷つけてしまいましたので、あまり無理せず、早めに交換しましょう。

下の写真に私の交換前後のブレーキシューを載せておりますが、交換前のシューはやばいですね。。。溝は全くなく、金属が露出しています。やってもうた~

交換前後のブレーキシュー
交換前後のブレーキシュー

交換するブレーキシュー

今回、交換するブレーキシューは「アリゲーター」のロードバイク用70mmになります。ヨドバシカメラで600円程度です。

アリゲーターの70mmブレーキシュー
アリゲーターの70mmブレーキシュー

交換に必要な工具

  • プラスドライバー
  • 六角レンチ

これだけです!

ブレーキ交換に必要な工具
ブレーキ交換に必要な

交換手順

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ブレーキワイヤーを外す

ブレーキアーム部分にワイヤーがフックで掛かっていますので、アームを両側から挟むとフックが外れますので、ブレーキアームの両側をホイール側に挟んで、ワイヤーを緩めてフックを外します。

ブレーキワイヤーの取り外し
ブレーキワイヤーの取り外し
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古いブレーキシューの取り外し

古いブレーキシューは六角レンチで取り外します。レンチで袋ナットを取り外した後は、ホイール側からブレーキシューを取り外します。

古いブレーキシューの取り外し
古いブレーキシューの取り外し
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新しいブレーキシューの取り付け

新しいブレーキシューにはブレーキシュー本体以外に、形状の異なるワッシャーが付属しており、このワッシャーを自転車本体のシュー固定リンクに挟み込むように設置します。

  1. 袋ナット
  2. 3mmワッシャー
  3. Rワッシャー(外側)
  4. Rワッシャー(内側)
  5. 6mmワッシャー
ブレーキシューのパーツ
ブレーキシューのパーツ

シュー固定リンクは「Rワッシャー」の間に入れるように固定します。ここでは一旦、袋ナットで仮止めします。

ブレーキシューの取り付け
ブレーキシューの取り付け

ブレーキシューの取り付け位置

新しいブレーキシューを仮止めしたら、取り付け位置を調整します。取り付け位置はブレーキシューとリムのクリアランスが2mm程度、タイヤとのクリアランスが1mm程度になる位置に固定します。

ブレーキシューの取り付け位置
ブレーキシューの取り付け位置

トゥーインの調整

シュー面とリム面はリムの回転方向に対して、シューの後方部分が前方部分よりも0.5mm程のクリアランスが広くなるように調整します(トゥーイン)。

トゥーインを調整したら袋ナットを本締めします。

シューは回転方向に巻き込まれて水平になります。このため、このねじれを見越してトゥーインを設定します。

  • (X):リムの回転方向
  • (y):トゥーイン
トゥーインの設定方法
トゥーインの設定方法

クリアランスの調整

リムとのクリアランスは2mm程度になるように調整します。調整方法はブレーキアーム部のビスによって調整します。一見すると何の関係もなさそうなこのビスの回転がポイントです。

ブレーキシューとリムとのクリアランス調整ビス
ブレーキシューとリムとのクリアランス調整ビス

ビスはブレーキアームに付属しているバネと連動しており、ビスを時計回りに回すと、ブレーキシューとリムとのクリアランスが広がり、反時計回りに回すとクリアランスが狭くなるので、ちょうどいいクリアランスになるよう調整しましょう。

ブレーキシューとリムとのクリアランス調整hほほうほうhほうほほうほう方法ほうほうほうほほうほ

調整が終わったら、タイヤを回してみて当たりがないか確認します。当たりがあり、スムーズにタイヤが動かない場合は再度調整します。

ブレーキの確認

ブレーキは自転車の安全機能の重要なパーツですので、動作確認は必ず行いましょう。動作確認の際は平らな場所で行い、ゆっくりと走らせた状態でブレーキに異常がないか確認します。

チェックポイント

  • ブレーキが作動するか
  • ネジに緩みが出ないか
  • 異音はしないか
  • タイヤの動きはスムーズか

ブレーキシュー交換まとめ

今回はブレーキシューの交換方法について解説いたしました。交換が簡単そうで簡単でないのがこの作業です。難しいのはシューの取り付け位置と、クリアランスの調整になります。調整方法も知っていれば大して難しくはないのですが知らないと全くわかりませんよね。

サイクルショップで交換した場合の交換費用も500円程度ですが、自分で作業すればコスト削減にもなりますし、時間も15分程度で済みますので、是非ご自分でやってみて、サクッと済ませちゃいましょう~♪

交換するタイミングとしてはタイヤ交換などと一緒に行うのが良いかもしれませんね。タイヤ交換やタイヤの破水方については下記コンテンツにて掲載しておりますので、こちらも確認してみてくださいね。

自分でできる自転車タイヤの外し方~図解~
タイヤの外し方について解説いたします。わかりやすくなるよう図解多めで解説しております。本コンテンツで自転車のタイヤの外し方をマスターし、皆様の自転車ライフの一助になりますと幸いです。今回はYAMAHAの電動自転車「REAL STREAM」について紹介します。

自分でできる自転車タイヤ交換~わかりやすい図解~

それでは最後までご試読ありがとうございました。

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