自転車ギアの調整方法~意外と簡単自分でやってみよう~

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みなさんこんにちは、ぱぱさくです。前回に引き続き、今回も自転車おじさん登場です!前回のコンテンツではSHIMANOのギアシステムのカセットジョイントの組立について解説いたしましたが、今回はこのカセットジョイントの調整方法について解説いたします。

なお、カセットジョイントの組立及び取り付けは下記コンテンツにで詳しく解説しております。

shimano ネクサス ~カセットジョイントの組立、取り付け方法~
本コンテンツでは自転車のギアシステムであるSHIMANO NEXUSのカセットジョイントの組立て及びハブへの取り付け方法を解説いたします。一見、カセットジョイントの組立は簡単そうですが、いざやってみると全くわかりません。組立のポイントがわかれば素人でもカンタンに組み立てられますのでぜひ、本コンテンツをご参照くださいませ。

みなさん、自転車を漕いでいて、何やら「カチカチ」という何かが当たっているようなカスっているような音を聞いたことはありませんか?

これはギアの調整が甘くなっていると考えられ、ギア(カセットジョイント)を調整する必要がありますので下記の手順で調整していきましょう!

変換ケーブルを慣らす

変換用ケーブルを慣らすために、レボシフトレバー/シフティングレバーをロー位置からトップ位置に変化する操作を数回行います。

レバーの変換操作
レバーの変換操作
  • (A)レボシフトレバー
  • (B)シフティングレバー

レバーのセッティング

レボシフトレバー及びシフティングレバーを「1」の位置にセットします。

レバーのセッティング
レバーのセッティング
  • (A)レボシフトレバー
  • (B)シフティングレバー
  • ★1 1の位置にセットする

レボシフトレバー及びシフティングレバーを下図のようにセットします。

レバーのセッティング
レバーのセッティング
  • ★1 7段/8段ハブは4の位置にセット
  •    5段ハブは3にセット
  • (A)レボシフトレバー
  • (B)シフティングレバー

セットラインの確認

カセットジョイントのブラケットとプーリーのセットライン(黄色)が一致していることを確認してください。重なりが2/3以下の場合は、ペダル踏み込み時にギアが噛み合わず、異音やギアが滑るような現象が発生する可能性があります。

セットラインの図面
設置ラインの確認方法
  • ★1 設置ラインの重なりが2/3以下
  • (A)セットライン(黄色)

セットラインのある場所

カセットジョイントのセットライン(黄色)は上部と下部の2箇所にありますので、見やすい方を使ってみてください。

自転車を正立させた場合

★1 セットライン一直線

  • (A)プーリー
  • (B)ブラケット

自転車を倒立させた場合

★1 セットライン一直線

  • (A)プーリー
  • (B)ブラケット
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セットラインの調整

上記のセットラインが一致していれば問題ありませんが、ずれている場合は調整する必要があります。調整方法はレボシフトレバー及びシフティングレバーの調整ボルトを回して、セットラインを合わせてください。その後、レボシフトレバー及びシフティングレバーをもう一度X⇒Yへ。そしてY⇒Xに動かしてセットラインが一致しているか確認してみてください。

  • (A)レボシフトレバー
  • (B)シフティングレバー
  • (C)ケーブル調整ボルト
XY
8段41
7段41
5段31

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