今回はハイエースのスペアタイヤの外し方を解説いたします。緊急時に備えて必ず確認いただきたい操作になります。
スペアタイヤの場所は?
スペアタイヤの外す手順は?
一人でもできる?
皆さんこんにちは、ぱぱさくです。今回はハイエースの基本操作である、スペアタイヤの外し方について解説いたします。
スペアタイヤは普段は目にかない場所にあるので、見落としがちな存在ですが、タイヤのパンク時などの緊急時には、スペアタイヤを取り扱う操作は必須になります。
緊急時は焦ってしまい、なかなか冷静なスペアタイヤの取り扱いが難しくなりますので本コンテンツで事前にご確認いただけますと幸いです。
また、ハイエースのタイヤの交換方法は下記コンテンツに記載しておりますので、詳しくはこちらをご参照いただけますと幸いです。
初めてでもできるハイエースのタイヤ交換のポイント~車載工具で安全作業~
Table of Contents
ハイエースのスペアタイヤについて
ハイエースのスペアタイヤは乗用車のような細い応急タイヤではなく通常と同じ太さがのタイヤがついてますので、もしパンクした際は、交換するタイヤは気にせず、パンクしたタイヤと交換でいいですよ。
乗用車などの応急タイヤの場合は細いので駆動輪につけてはいけないですがハイエースのタイヤは応急ではなく通常のタイヤ扱いになります。
スペアタイヤのメンテナンス
スペアタイヤは設置場所がシャーシ裏になっていますので、どうしても路面から跳ね返る雨水や、小石、降雪地帯では融雪剤などの影響を受けて劣化しやすい環境にあります。
定期的に点検し、緊急時に備えてメンテナンスしてあげましょう。
錆の発生
スペアタイヤは見えにくい場所にありますので、いつの間にか錆びていることが多いです。私のスペアタイヤもホイール部分がかなり錆びていました。
スペアタイヤの錆は錆止め剤入りの塗料を使えば、簡単に錆止め塗装できますので、錆に気づいたら塗装してあげましょう。
スペアタイヤ1つでしたら10分程度で塗装できます。
錆の詳しい塗装方法やお勧めの塗料などは下記コンテンツに記載しておりますので、こちらもチェックしてみてくださいね。
【多走行ハイエース必見!!】ハイエースの錆止め対策徹底解説!おススメの錆止め塗料、錆止め施工
空気圧
スペアタイヤを長年放置すると空気圧も下がりがちになりますので、緊急時に備えて空気圧もチェックしておきましょう。
スペアタイヤの場所
スペアタイヤの場所は乗用車と違い、かなり見えにくい場所にあります。車両シャーシ裏の最後部にありますので、車両後ろから覗いてみると見えます。
写真で見えるカースロープは自作品になります。製作方法は下記コンテンツで解説しておりますのでご参照くださいませ。
使用する工具
工具は車載用の工具で十分です。車載工具セットの中にレンチがありますので、ホイールレンチを使って外します。
スペアタイヤの外し方
ロックボルトを緩める
スペアタイヤを固定しているロックボルトは荷台の一番後ろにあり、カーペットの下にあります。カーペットをめくると、キャップ内に見えます。
このボルトを車載工具のホイールレンチで緩めていきましょう。
フックを外す
ロックボルトを緩めますとフックとスペアタイヤが徐々に下がってきます。ある程度下がったところで、スペアタイヤを支えている枠を少し持ち上げて、フックを枠から外します。
ロックボルトを緩めるのは時間がかかるので、緩めすぎなくても大丈夫です。5cm程度下げれば十分ですよ。
スペアタイヤを外す
フックから枠が外せたら、ゆっくりとスペアタイヤを下げましょう。スペアタイヤは大変重いのでゆっくり下げてください。
下がったところでスペアタイヤを外すことができます。
写真でもお判りいただけますが、シャーシの錆もひどいですよね。普段はなかなか、チェックすることがないかと思いますが、シャーシの錆もチェックしてみてくださいね。
シャーシの錆が気になる方は下記コンテンツにDIYでの錆止め塗装の方法を解説していますので、ご参照くださいませ。
【多走行ハイエース必見!!】ハイエースの錆止め対策徹底解説!おススメの錆止め塗料、錆止め施工
スペアタイヤを元に戻す
戻し方は上記の逆の手順でよいですが、タイヤを枠に入れる作業と持ち上げる作業は、重労働になります。男性でしたら一人でも大丈夫ですが、女性の方は二人での作業が無難です。
一人での作業は可能か??
男性でしたら一人で大丈夫です。
女性でもスペアタイヤを外すところまでは一人でできると思いますが、元に戻す作業はスペアタイヤを持ち上げる作業があるため、二人作業がおススメです。
ハイエースのスペアタイヤの外し方まとめ
今回は普段はなかなか気にしないアイテムではありますが、スペアタイヤの外し方について解説いたしました。
緊急時に備えて、外し方を事前に確認すること以外にも、スペアタイヤ自体が劣化していることもありますので、定期的にスペアタイヤの状態もチェックしておくとよいです。
本コンテンツが皆様の快適なハイエースライフにお役立ていただけますと幸いです☆彡
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