みなさんこんにちは。ぱぱさくです。今回もおままごとキッチン手作りシリーズ、天板とまな板の手作り製作についてご紹介します。天板自体は単調なパーツですが、まな板とセットになるパーツですので、まな板の加工方法がポイントになります。
図面付きで解説しますので、DIYお父さんは是非、手作りでチェレンジしてみましょう。
Table of Contents
図面
天板の図面を下記に示しておりますが、天板の大きさ自体は330×540mmになります。この天板の角部分は全てトリマーで面取り加工を行います。
天板のA面はおままごとキッチンの手前側になりますので完全なR面になるよう面取り加工します。A面はR:9.75mmのビットで表裏面の両側から加工すると完全なR状の面に仕上がります。
それ以外のB、C面はR:6.5mmで加工すればOKです。
シンクの穴の位置は手前から90mm、奥から70mm、右サイドから80mmの位置に加工すると本体と上手く接合できます。シンクを加工した残りの板はまな板になりますので、綺麗に加工しましょう。
天板の下にはシンクを設置しますが、シンクの製作は別のコンテンツで紹介いたしますね。側面図で天板とシンクの関係がわかります。
シンクを加工した後に残った板は、まな板になります。まな板の寸法は大凡180×200mmになります。まな板の右端には直系30mm程度のホールを加工して、まな板を天板から取り外ししやすくします。
必要な工具
- ジグソー
- ホールソー(30mm)
- トリマー(ビット:R9.75mm、R6.5mm)
製作手順
エッジの面取り加工
図面のに従ってエッジの面取り加工を行います。図面上の手前部分は天板のA面はおままごとキッチンの手前側になりますので完全なR面になるよう面取り加工します。A面はR:9.75mmのビットで表裏面の両側から加工すると完全なR状の面に仕上がりますよ。
両サイドの面はR6.5mmのビットで両面加工します。
トリマー加工後はヤスリ掛けし、スムージングしましょう。
まな板のホール加工
まな板の下書きをしたあとは、まな板のホールを加工します。ホール加工はホールソーを使用して加工しますが、ホールの直径は20~30mm程度が良いかと思います。
ホール加工はまな板の表面状態に現れるため、綺麗に加工するのが重要です。片面から一方的に加工してしまうと裏面にササクレが発生しますので、表面から半分位加工したあとに、裏面からも加工しましょう。
下記写真では表面から加工し、更に裏側から同じ場所に加工して、中間地点でつなぎ合わせると綺麗に仕上がります。
下記写真では表面と裏面の加工面を示しておりますが、ササクレは発生せず、綺麗な仕上がりです。
まな板の加工
上記天板のホール加工部分を起点にまな板を加工していきます。天板のホールからジグソーで一周分カットします。カット時は特にガイド等は使用せず、フリーハンドでも大丈夫です。R部分の加工は難しいのですが、R部に入ったら、ブレードを軸としてジグソーのテール部分をスライドさせるようなイメージでジグソーを回転させると上手く加工できます。
完成
最後に加工面をサンディングすれば完成です。別で製作するシンクと組み合わせることで天板とまな板とシンクの組み合わせが完成します。
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