みなさんこんにちはぱぱさくです。長らくおままごとキッチンの手作り方法についてコンテンツをお休みしておりました。すんまシェン。。前回までは各パーツの手作り方法について解説いたしましたが、今回は最終版、本体の組立になります。
本体の組立には全体の寸法を狂わせないような工夫が必要になりますので、それらのポイントも交えながら解説させていただきますね。本コンテンツを参考に本体組立が完了すれば準決勝出場です!
なお、これまでのパーツ手作りは過去のコンテンツをご参照頂けますと幸いです。
Table of Contents
必要な工具
- 電動ドリルドライバー(インパクトドライバー)
- 直角クランプ2つ
- カナヅチ
- サンデーカーペンター(30cm、50cm)
- メジャー
- 紙やすり
- 2.5mmドリルビット
- ダボ錐(8mm)
- 鉛筆
- 41mmコースレッド(半ネジ)
電動ドリルドライバーはインパクトドライバーでも良いのですが、住宅街で作業する際は騒音の観点からドリルドライバーをオススメします。インパクトは打撃が加わりますのでご近所迷惑の要因にもなります。詳しくは下記コンテンツにてご紹介しておりますのでご覧下さいませ。
なお、コースレッドは35~45mm程度が良いです。全ネジよりも半ネジの方が木材同士が強く結合しますので私は半ネジをオススメしますね。
設計図面
設計図面は下記コンテンツにて詳しくご紹介しておりますのでご参照いただきたいと思いますが、取り扱うパーツは下記図面に記載しますね。
マーキング
先ず最初に、ビスを打ち込むダボ穴の位置を決めるためマーキングします。同時に設計図面上のN、M、L、Hを接合する位置も予めマーキングします。
特に接合部のマーキングはしっかりと行わないとパーツの接合がズレますので確実にマーキングしましょう。
なお、マーキングの際や、パーツを取り付ける際にはR加工部分のササクレや毛羽立ちもヤスリでしっかりと研磨しておきましょう。
組立
I、Lパーツの接合
先ず最初に図面上のI及びLパーツを接合しましょう。接合部分は予めIパーツにマーキングした部分にLパーツを垂直に固定します。固定方法はLクランプを使うと良いです。ただし、Lクランプは強く締め付けすぎると直角がズレますので必ずサンデーカーペンターで垂直を確認しましょう。
もし垂直がズレていましたら、クランプの締めつけを少し緩めて、調整します。
垂直が確認できましたら後はワンパターンです。2.5mmドリルで下穴を開けてから41mmコースレッドで固定するだけです!!
センターウォール、L、M、N、H、Dパーツの組み立て
次はセンターウォールとLパーツを接合します。センタウォールが接合できましたらM、Nパーツもマーキングに従って接合していきます。この際も直角は確認していきましょう。
Aパーツの取り付け
上記までの組立が完了したら本体を裏返して、Aパーツを取り付けます。両サイド、三ヶ所、底辺部分1箇所をビスドメすればOKでしょう。
F、Gパーツのダボ穴加工
F、GパーツにE、Gパーツを取り付けるためのダボ穴を加工します。Eパーツは縦に3箇所、Gパーツは横に2箇所ビス打ちするためのダボ穴加工をすると良いです。
天板にF、Gパーツを取り付けるためのマーキング
天板にF、Gパーツを取り付けるために天板裏にダボ穴加工するためのマーキングを行います。マーキング位置は丁度I、Hパーツの真上あたりになりますので、天板の端から約3.5cmの位置に3箇所マーキングしましょう。
Gパーツの天板への取り付け
天板への固定パーツは先ず最初にGパーツを取り付けます。Gパーツは天板の裏側から3箇所をビスで固定するため、事前にマーキングした部分にダボ穴を加工し、ビスで固定します。ビスで固定する際は予め、Lクランプで直角に固定してから作業します。
Pパーツの取り付け
固定したGパーツにPパーツを取り付けます。取り付けは矢印の3箇所をビスで固定します。予めFパーツを固定しておくと位置決めがしやすくなります。
Pパーツ、Fパーツの接合、Eパーツの固定、Fパーツの天板への固定
左写真の3箇所でPとFパーツを接合します。その後、EパーツをP、Fパーツの両サイドからビス2箇所づつで固定します。最後にFパーツを天板の裏側から3箇所、天板に固定します。
この手順でP、F、Eパーツを固定することでそれぞれのパーツに隙間なく、完璧に取り付けることができます。
順番を間違えると隙間ができる原因になりますので手順はお間違いなく。
天板の本体への固定
P、F、Eパーツを固定した天板を本体に固定します。固定場所は天板両サイドの6箇所をビスで固定します。この時に、裏側の背板と天板がツライチに揃っているか、位置を確認してからビスを打ち込みましょう。
本体の組立はここまでになります。次回は小物パーツの取り付けになります。
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