みなさんこんにちは。ぱぱさくです。いや~秋も深まり寒くなってきましたね。みなさんDIYを楽しんでいますでしょうか。DIYは勿論、自分で楽しむものでもありますが、DIY技術を活かして家具のオーダーメードなどのサービスを提供することもできますよね。
自分の得意なDIY技術、センスで皆さんに喜んでいただける家具などを提供できたら最高ですよね。
さて、今回はそんな家具を発送する際の梱包方法、発送方法について解説いたします!
なぜ、今回は家具の梱包をご紹介するかと申し上げますと、まず、家具の特性として比較的サイズが大きく、重量もあり、形が不定形のものは、その家具にマッチする梱包用ダンボールがなく、大変苦戦してしまいます。
たかが、梱包ですが、梱包の仕方一つでその送付家具の価値が左右されることもあるかと思います。
そんな、梱包しにくい、家具を綺麗に梱包し、お客さんや送付先の方にも喜んでいただける梱包方法をご紹介しますので是非最後までお付き合いくださいませ。
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目次
準備するもの
- ダンボール2枚(160サイズ 44×63×57cm)
- エアーパッキン(60cm幅)
- ガムテープ
- 透明ビニールテープ
- PPバンド
今回の家具の形状は異型状なので、マッチするダンボールがありません(よくあるパターンです)。また、このサイズが入るダンボールをホームセンターで入手するのは困難なので、、ホームセンターで取り扱っている一番大きなダンボールを2つ使用して綺麗に梱包します。

梱包家具
今回梱包する家具は私が自作した子供用「おままごとキッチン」です。これを購入者のもとに発送します。ちなみにこの「おままごとキッチン」には子供の夢とロマンを載せてお届けしますので、作品だけではなく、梱包の見た目も大事です! 夢を壊さないよう綺麗に梱包します☆
サイズは高さ88cm奥行33cm、幅60cmになります。こちらの家具の製作は下記コンテンツでお伝えしますね。


梱包方法
写真を撮る
いきなり、訳わからないこと言って申し訳ありません。先ずは梱包前に発送する家具の写真を詳細に撮影します。この作業を怠る方が多いと思いますが、意外とこの工程が重要です。
そもそもこのサイズの家具になりますと、例えばクロネコヤマトでしたら通常の宅急便での配送が不可になり「ヤマト便」での配送になります。また、配送時には運送保険を賭けられます。このサイズの家具はそこそこ高価になるので、必ず運送保険を賭けることをオススメします。
特にこの手の運送は専用便ではなく混載便での運送になりますので、運送時に思わぬ衝撃を受け、故意でなくても、家具を破損させることがあります。私は40台ほど送付して4度経験しました。ヒット率10%です。このヒット率を覚悟の上、いろんな準備をやらなければいけませんね。
その保険請求の際に重要になるのが発送前の写真です。破損の仕方によっては運送前に破損したものとみなされ、保険がおりないケースもあるので、証拠写真で証明することでその疑いを回避することができます。発送前の写真は決定的な証拠になります!
証拠写真がなければ、保険請求を保険会社がなかなか運送過失を認めず、トラブルに発展することもありますので発送前の写真は必ず撮影しましょう。

エアーパッキンで梱包する
先ずはエアーパッキンで梱包します。今回の家具は高さが88cmですので120cm長のエアーパッキンを使用すれば十分ですが、形が異形状ですので、60cm長のエアーパッキンを2段階で梱包するのが良いです。
最初に下半分から梱包し、次に上半分を梱包します。下半分で使用したエアーパッキンを使い家具の足の部分も同時に梱包します。梱包でのポイントが実はこれで、家具が破損する原因の一つには下から受ける振動があります。
トラックでの運送により、長時間にわたり家具下部から振動が加えられますのでこの振動を極力抑えることが重要になります。また、エアーパッキン以外にも家具の脚部分に発泡スチロールをあてがっても良いでしょう。
このエアーパッキンの梱包も疎かにはできません。開封したときの見栄えをよくすることで、商品価値が上がりますので、如何にして綺麗に梱包するかもポイントになるかと思います。

梱包用ダンボールを加工する
今回使用するダンボールは梱包する家具との大きさが異なりますので家具の大きさに合うように形を作ります。家具の大きさは縦88cm×横60cm×奥行33cmでダンボールの大きさが高さ57cm×幅64cm×奥行44cmになるので高さと奥行が合いません。
高さ方向の調整は二つのダンボールを上下方向で組み合わせますので、元のサイズで問題ありませんが、奥行が10cm差異があるので10cm分縮めないといけません。
ダンボールのサイズ調整の際は、画像矢印の「ダンボール角」部分をカットして余った部分を折り曲げて再度接着することで加工跡を目立ちにくく、サイズ調整することができます。

ダンボールをカットした後は、本体部分と、カット部分に分かれます。

- カット分離後は本体部分の矢印の部分にサイズ調整をする分だけ切り込みを入れます。10cm小さくする場合は10cmの切り込みを入れましょう。
- 切り込みを入れたあとは切り込み分を折り曲げます。
- 折り曲げた状態で本体を組み立てます。

- カットした分離部を本体に合わせます。
- 本体と分離部を仮止めします。
- 本体と分離部の角をガムテープで接着します。
これで、送付用ダンボールの本体部分は完成です!同じ手順で蓋用のダンボールを組み立てます。

もうひとつの選択肢としては、ダンボールをこのままのサイズで組立て、隙間部分に緩衝材を入れる方法もありますが、梱包自体が大きのでちょっとした隙間でも、大量の緩衝材が必要になるためダンボールサイズを家具の大きさに合わせて、緩衝材を使用しない方法が最も簡単です。
また、送料についても荷物のサイズで送料が決まりますので、できるだけ梱包サイズを小さくすることで、送料を安くできます。この手の大型サイズの発送になると、送料が高いため、ちょっとしたサイズの違いでも送料が大きく変わってきます。
私は「ヤマト便」を使用することが多いのですが、詳しくはヤマト便の料金表をご参照くださいませ。合わせて運送保険もご確認すると良いですね。
https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/search/yamatobin/yamatobin_ryokin/ ご利用いただけません | よくあるご質問(FAQ) | ヤマト運輸ヤマト運輸のよくあるご質問(FAQ)のページです。
家具をダンボールに入れる
上下のダンボールの組立が完成したら、家具を下のダンボールに入れ、その後に上のダンボールを被せます。最後にPPバンドで留めるので上下のダンボールは直接接着しません。上下のダンボールを接着してしまうと開封作業が大変になるのと、家具を収納する際のダンボールとして使いにくくなるので、敢えて接着しないことをオススメしますね。

PPバンドで留める
ダンボール梱包したら最後にPPバンドで縦方向2箇所を留めま、完成です。市販のダンボールは手持ち部分がないものも多いので、PPバンドによって家具を持ちやすくし、運送時の破損防止に役立てます。
また、今回は上下ダンボールは接着していないのでPPバンドでダンボールがバラバラにならないように固定します。PPバンドとダンボールの角は緩衝材を挟むとダンボールの破損が防止できます。

運送中の破損について
上記にも運送中の破損について記載しておりますが、今一度お伝えさせていただきますと、私の場合、上記おままごとキッチンをこれまでに40台送付しておりますが4回、運送中に破損させております。ヒット率10%です。
運送は専用便ではなく、混載便となりますので、荷物にはほかの荷物の荷重がかかったり、下からの振動等により破損してしまいます。完全にコレを防止するためには木の箱にでも入れれば良いのですが、毎回木箱に入れることもできません。
このため、現状は破損した場合は返送頂き修理する事で対応することにしております。お客さんから破損連絡があった場合は冷静に、冷静に。
破損の内容としては、傷が2回、ビス止め部の破損が1回、扉部のマグネット破損が1回となっております。
家具の梱包まとめ
如何でしたでしょうか?大型の家具になると梱包するための梱包用ダンボールもないため、荷造りに四苦八苦しますよね。ダンボール一つで梱包しようとするとなかなか難しい作業になりますが、ダンボールを組み合わせることで難しい梱包も可能になります。
家具梱包のポイントを下記に記載しました。
- 大きめのダンボールを組み合わせる
- サイズの合わないダンボールはダンボールの角に切り込みを入れサイズ調整
- サイズ調整後のダンボールはガムテープで綺麗に接着する
- できるだけ小さくなるようサイズ調整する(送料を抑えるため)
- 発送時は必ず運送保険に入る
- 発送前には発送状況を写真撮影する(運送保険請求時に有効)
荷物は梱包一つで受け取り人の印象も変わりますよね。ましてや商品であれば尚更です。受け取りの方がワクワクドキドキするような綺麗な梱包を心がけたいですよね。皆様の素敵な荷物発送のご参照になると幸いです☆彡
また、くれぐれも運送中の破損にはお気をつけくださいませ。
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では、今回はこのあたりで。
最後までご視聴ありがとうございました。
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